「勉強しなきゃいけないのは分かるけど、やる気が出ない…」 「周りは将来の夢とか言ってるけど、自分には何もない…」
そんな焦りや悩みを抱える、とくに中学生や高校生のみなさんに、ぜひ読んでほしい一冊があります。それが本書『17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。』です。
この本は、難しい言葉で人生を語る本ではありません。目の前の勉強や、その先にある未来について、どう考え、どう行動すればいいのか、そのヒントをとても分かりやすく教えてくれる「思考の教科書」のような存在です。
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『17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。』の概要
本書は、勉強法や目標設定といった、すぐに役立つテーマを扱いながらも、その根っこには「これからの人生を豊かにするための考え方」という一貫したメッセージがあります。
「なぜこんなことまで勉強しなきゃいけないの?」 多くの学生が一度は抱くであろうその問いに対し、本書は著者自身の実体験に基づいた、リアルで正直な言葉で答えを示してくれます。ただ「将来のため」と一言で片づけるのではなく、勉強を通して得られる力が、どう未来の自分を助けてくれるのかを具体的に解き明かしてくれます。
本書を読めば、日々の勉強の意味がきっと見つかります。そして、目の前の受験を乗り越える力と、自分の将来をワクワクしながら考えるための広い視野が手に入るはずです。
本の魅力
1. 受験勉強は、最強の「生きる力」トレーニング
本書最大の魅力は、受験勉強で身につく思考法が、実は社会に出てからも通用する「一生モノの武器」になる、という発見をさせてくれる点です。
例えば、志望校合格から逆算して「夏休みまでにこれを終わらせて…」と計画を立てる力は、将来どんな仕事に就いても役立ちます。たくさんの情報から自分に必要な参考書を見つけ出す力は、大人になってから無数の選択肢の中から最善のものを選ぶ力になります。そして、模試の結果が悪くても「次はこうしよう」と自分を励まして前に進む力。これらはすべて、受験を通して鍛えられる「生きる力」そのものです。
受験が、ただ辛いものではなく、自分を成長させる最高のトレーニングなのだと、ポジティブな視点を与えてくれます。
2. すぐに行動できる「思考の仕組み」
ただ「頑張れ」という精神論だけでなく、「どう頑張ればいいか」を具体的に教えてくれるのも、この本のいいところです。
例えば「目標を立てよう」と言われても、大きすぎて何から手をつけていいか分からないことがありますよね。本書では、そんな大きな目標を、今日できるレベルの小さなタスクに分解する方法など、すぐに行動に移せる考え方がたくさん紹介されています。
なぜその方法がいいのか、という理由まで丁寧に説明されているので、「なるほど、だからこうするのか」と納得して実践でき、読んだその日から「よし、やってみよう!」と思えるはずです。
3. 頼れる先輩のような「等身大の言葉」
著者のびーやま氏は、教育系YouTuberとしても活躍しており、その語り口はとても誠実で、常に読者に寄り添ってくれます。
普段から動画で多くの学生の悩みを聞いているからこそ、言葉の端々に「みんながどこでつまずくか」を理解している優しさが感じられます。難しい言葉や上から目線のアドバイスは一切ありません。まるで信頼できる部活の先輩が、すぐ隣で「俺も昔はこうだったよ」と、自分の失敗談も交えながら話しかけてくれるような温かさが、本全体から伝わってきます。
気になった点
この本は、すぐに点数が上がる裏技テクニック集ではありません。むしろ、じっくりと自分と向き合い、勉強や将来についての「自分なりの答え」を見つけるための本です。
そのため、「とにかく手っ取り早く成績を上げたい」「魔法のような勉強法が知りたい」と思っている人には、少し遠回りに感じられるかもしれません。
しかし、小手先のテクニックはすぐに通用しなくなります。ここで得られる物事の根本的な考え方は、受験が終わった後も、大学生活や社会人になってからも、きっとあなたの人生を支える強固な土台となってくれるはずです。
ネットのレビュー、口コミ
良い口コミ
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これからを考える中学生、高校生に特におすすめ。
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もっと早くこの本に出会いたかったという声が多数。
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受験生だけでなく、就活を控えた大学生や社会人にも響く内容。
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勉強へのモチベーションが自然と湧いてきた。
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テクニックというより、物事の本質を考えるきっかけになった。
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将来への漠然とした不安が軽くなった。
気になる口コミ
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具体的な勉強テクニックや裏技を期待すると物足りないかもしれない。
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内容は王道的で、目新しいノウハウが書かれているわけではない。
まとめ
『17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。』は、受験という大きな壁を乗り越え、その先の人生を自分らしく歩んでいくためのたくさんのヒントをくれる一冊です。
目の前の勉強に悩んでいる人、将来に不安を感じている人は、ぜひこの本を手に取ってみてください。読み終える頃には、漠然とした不安が「自分ならできるかもしれない」という小さな自信に変わり、明日からの景色が少し違って見えるはずです。
